ぼくらの7日間戦争 (2019):映画短評
ぼくらの7日間戦争 (2019)突然の告白合戦に驚愕!
いきなりのアニメ化に、オリジナルヒロイン再登場など、細田版『時をかける少女』同様のコンセプトで、キャラや導入は『サマーウォーズ』っぽい。とはいえ、彼らの犯行動機など、高2にしては、やることが幼稚すぎるし、シンクロさせるSano ibukiの楽曲がRADWIMPSにしか聴こえなくなる。主人公らをSNSで晒す議員秘書の顔が『天気の子』のオカルトライターにしか見えなくなるなか、個々の黒歴史が明らかになるのは面白いが、その後の告白合戦では、細田守と新海誠以外に、『ここさけ』的“爆弾”も入れてみました感満載。いろいろと崩壊してるなか、北村匠海は『HELLO WORLD』に続き、ヘタレキャラがハマる!
この短評にはネタバレを含んでいます