人面魚 THE DEVIL FISH (2018):映画短評
人面魚 THE DEVIL FISH (2018)美魔女になったビビアン・スーを愛でるホラー
台湾の都市伝説“赤い服の少女”を題材にしたホラーシリーズ「外伝」。それだけに、前2作(日本未公開)のフッテージが流れ、前作に続いて、廟の守り神として知られる虎爺公が重要なワードとなるなど、タイトルの「人面魚」目当てで観ると、かなり肩透かしを喰らうだろう。そのうえ、微妙なライティングや前2作のチェン・ウェイハオ監督からバトンを渡された新人監督の演出のユルさから、114分はかなり苦痛。唯一の望みは、シューベルトの「魔王」を奏でるメンヘラ・ピアニストを演じるビビアン・スー。『映画としまえん』級の破壊力を持つ中、母親を演じる美魔女になった彼女を愛でる一作として、★おまけ。
この短評にはネタバレを含んでいます