貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND- (2020):映画短評
貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND- (2020)クロスオーバーによるお祭り感に乗るしかない
バラエティノリで、意外と楽しめた前作『PRINCE OF LEGEND』ラストに登場した貴族のドリーが、土建屋からホストに覚醒したTVシリーズ「貴族誕生」を経て、聖ブリリアント学園に降臨。『ハイロー』同様、クロスオーバーによるお祭り感は嬉しいが、メガネ王子・久遠やダンス王子レッド・天童など、行き当たりばったりなキャラや設定の改変に驚かされ、信虎の仇など、「広げた風呂敷はどした?」とツッコミが止まらない。「プリレジェ」好きほど、戸惑いを隠せないだろうが、そこも含め、ドリーと奏のフェンシング対決まで、どう楽しむかがカギだろう。さらに王子感を増した奏と果音の後日談に触れてくれたし、★おまけ。
この短評にはネタバレを含んでいます