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ベイビーわるきゅーれ (2021):映画短評

ベイビーわるきゅーれ (2021)

2021年7月30日公開 95分

ベイビーわるきゅーれ
(C) 2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会
くれい響

殺し屋もつらいよ

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

物語やキャラ名など、直接的な繋がりはないものの、『ある用務員』に颯爽と登場し、シーンをかっさらった女子の殺し屋コンビを主人公にしたような異色の青春映画。殺しの仕事はほぼ完璧なのに、高校を卒業し、社会と適合するため、バイトや公共料金や税金などと格闘しなければならない2人の葛藤の日々に泣き笑い。また、園村健介指導による立ち回り&銃撃戦がいい感じに働き、阪元裕吾監督作おなじみの緩急の差をさらに際立たせる結果に。一気に観れるだけでなく、Vシネ感増す本宮泰風のヤクザに「ホントの冥土に送ってやろうか!」とキレられて反撃するメイド喫茶での立ち回りなど、海外受けしそうな予感だ。

この短評にはネタバレを含んでいます
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