カウラは忘れない (2021):作品情報
カウラは忘れない (2021)見どころ
太平洋戦争中の1944年、オーストラリアで起きた日本人捕虜の集団脱走「カウラ事件」に迫るドキュメンタリー。収容所で手厚い保護を受けていた捕虜たちをあえて無謀な脱走へと向かわせた背景を、同事件の生存者たちの証言を交えながらひもとく。旧日本軍や当時の日本社会を支配していた「捕虜は恥」という空気、死を予感しながらも周囲の圧力にあらがえなかった胸中などが明かされる。『クワイ河に虹をかけた男』などの満田康弘が監督を務めた。
あらすじ
1944年8月、オーストラリア東部の田舎町カウラにある捕虜収容所。1,000人を超える日本人捕虜が集団脱走を図り、そのうち234人が、さらにオーストラリア人の兵士4人が命を落とす。無謀な脱走の背景には、旧日本軍の方針や捕虜になることを恥とする日本社会の空気があった。事件の生存者たちの証言を通し、手厚い待遇の収容生活を送る中で捕虜たちに芽生えた生への執着や、決行の是非を問う投票など、集団脱走に至るまでの経緯を追う。
映画短評
1件
キャスト
スタッフ
映画詳細データ
- 製作国
- 日本
- 製作
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- 瀬戸内海放送
- 配給
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- 太秦
- 後援
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- オーストラリア大使館
- 協力
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- 国立療養所邑久光明園
- 山陽学園
- Theater company RINKOGUN 燐光群
- カウラ事件70周年記念行事実行委員会
- 資料提供
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- オーストラリア戦争記念館
- 国立駿河療養所
- 技術
- DCP/カラー
- (ポレポレ東中野、東京都写真美術館ホールほか)
- リンク
- 公式サイト