ブルーサーマル (2022):映画短評
ブルーサーマル (2022)操縦席からの大空の美しさや爽快感に圧倒
上昇気流を捕まえて飛行するグライダー競技に、青春を懸ける航空部の面々の青春群像劇。天真爛漫ながら天才肌のヒロインに、絶対的エースの主将とケンカばかりの育成担当という2人の先輩との恋の予感。さらには、偶然にもライバル校にいた異母姉の存在やら、唐突すぎるクライマックスやら、韓流ドラマ並みの展開にド肝を抜かされつつ、操縦席から見た大空の美しさや爽快感など、橘正紀監督によるダイナミックな映像表現に圧倒される。声優初挑戦の堀田真由の巧さは半端なく、本人の顔がまったく浮かばないだけでなく、豪華声優陣と比べても遜色ないほど。また、SHE'Sによる主題歌と挿入歌の効果も絶大で、★プラス
この短評にはネタバレを含んでいます