Gメン (2023):映画短評
Gメン (2023)それぞれのキャラが魅せる!
『東リベ2』ではOB扱いだった高良健吾や実年齢がアラフォーのりんたろー。らが、完全にツッコミ待ちで高校生役を演じるあたり、もはや東映のお家芸。冒頭の編集からバラエティ(番組)ノリが気になるものの、各キャラクターを魅せる構成が見事すぎて、次第に気にならなくなる。そして、観客は岸優太演じる謎多き主人公・勝太とともに、Gメンたちの騒動に巻き込まれていく。さすがは「おっさんずラブ」の演出と思わせる展開も含め、前作『バイオレンスアクション』では空回りしまくっていた瑠東東一郎監督のコメディ演出が冴えまくり。乱闘シーンもあるものの、ヤンキーアクションの枠に収まってないのも良き!
この短評にはネタバレを含んでいます