ヘイティング・ゲーム ~恋とキャリアの必勝法~ (2021):映画短評
ヘイティング・ゲーム ~恋とキャリアの必勝法~ (2021)ルーシー・ヘイルを愛でるための王道ロマンティック・コメディ
利益を度外視してでも芸術的な価値の高い本を出す出版社と、売り上げ至上主義でタレント本やビジネス書を出す出版社が合併したことから、同じ職場で働くことになった犬猿の仲の男女が、昇進を巡って互いに火花を散らしながらも惹かれあっていく。今どき珍しいくらい王道ど真ん中のロマンティック・コメディ。良くも悪くも奇をてらわないストーリー展開に目新しさはないが、しかし毒の効いたセリフのキャッチボールや、ポップで軽快な演出はなかなか楽しいし、なによりも主演のルーシー・ヘイルが抜群にキュートで魅力的!もはや彼女を愛でるための映画といっても過言ではなかろう。たまにはこういう映画もいいもんだ。
この短評にはネタバレを含んでいます