ヴァイキング・ウルフ (2022):映画短評
ヴァイキング・ウルフ (2022)ノルウェー産の人狼パニックホラー
ノルウェー産の純然たるモンスターパニックホラー。1000年前にヴァイキングが持ち込んだ「人狼になる毒」によって誕生した殺傷能力がやたらと高い人狼が、ノルウェーの風光明媚な片田舎で惨劇を引き起こす。主人公の娘ターレ(『ロイヤルティーン:ウワサのプリンス』の王女役エリー・リアンノン・ミューラー・オズボーン)に意地悪していた連中が片っ端から食い殺される様は爽快。エンジンのかかりが遅かったり、1000年の間に人狼は騒ぎになってなかったの? とツッコミを入れたくなったり、『ヴァイキング・ウルフ』という景気のいいタイトル(原題通り)のわりにヴァイキングとウルフとの関わりが薄かったりしたのが残念だった。
この短評にはネタバレを含んでいます