ホーンテッドマンション (2023):映画短評
ホーンテッドマンション (2023)ホラー・コメディだけど実は感動作
映画の元となったディズニーのアトラクション、ホーンテッドマンションをよく知る人には楽しい小ネタが大量に仕込まれているとのことだが、それを知らなくても大丈夫。ホラー・コメディだが、意外なことに感動作。あのマンションを舞台に、父親を失って悲しんでいる少年や、妻を亡くした喪失感から自暴自棄になっている心霊写真家など、心に傷を負った人々が、現実を受け入れて前向きになる、いい話でもある。
ユニークなキャラも続々。ティファニー・ハディッシュの大ゲサな霊媒師、ジェイミー・リー・カーティスの水晶玉の謎の女も楽しく、ジャレッド・レトーが今回も素顔が判別不能な状態で嬉しそうに演じている。
この短評にはネタバレを含んでいます