ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇 (2018):映画短評
ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇 (2018)他人と違うというのは特別だということ
あのジャン=ポール・ゴルチエが企画・脚本・演出を手掛け、パリやロンドンでの公演を大成功させたミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』の舞台裏を記録したドキュメンタリー。いやあ、筆者なんかど真ん中の世代ですからね。20代の頃は全身ゴルチエの服で決めていたくらい大好きだった。なので、基本的に何も変わっていないことに安堵。結局、彼は昔も今も自分の好きを形にしているだけで、それがたまたま’80~’90年代は流行の最先端だったのね。フリークとは他人と違うこと、他人と違うことは特別だということ。そんなゴルチエの基本理念にもマジ共感!撮影時96歳だという大女優ミシェリーヌ・プレールの登場にも驚いた。
この短評にはネタバレを含んでいます