ゴンタウ/降頭 (2007):映画短評
ゴンタウ/降頭 (2007)オトナの黒魔術ホラーが降臨!
タイやインドネシアだけでなく、香港でも根強い人気の黒魔術ホラーであり、『首だけ女の恐怖』でおなじみのガスーも“微妙な”CGで登場! 今やスター競演のアクション大作を手掛ける巨匠になったハーマン・ヤウ監督の悪趣味たっぷり。珍しくお笑い要因でなく、ハードボイルドな刑事を演じるラム・シューの悲惨な末路に、「おっさんずラブ」の香港リメイク版で上司役を演じたケニー・ウォンの汚れ&乱れっぷりも想像以上にスゴい。『八仙飯店之人肉饅頭』まで後世に残るわけではないものの、そんな無駄にエロ・グロ要素ありの三級片(成人映画)に仕上げた2007年製作の怪作を、日本のスクリーンで観られる奇跡に、★おまけ。
この短評にはネタバレを含んでいます