ハート・オブ・ストーン (2023):映画短評
ハート・オブ・ストーン (2023)アクションにお金はかかっているが際立つものがない
このジャンルにおいて、女性が主役ということ以外、とくに新しさのない映画。お金をかけたアクションはたっぷりあるものの、つい最近公開された「ミッション:インポッシブル」最新作とどうしても比べてしまう。カーチェイスもガル・ガドット自身が出た「ワイスピ」シリーズにまるでかなわないし、彼女が演じるストーンも「ワンダーウーマン」のような魅力に欠ける。そもそも、ストーンの人柄もよくわからない。続編でもっと見せていくつもりなのかもしれないが、そこが弱いので観客は思い入れできないのだ。ジェイミー・ドーナンのキャラクターも二面的で薄っぺらく、才能が無駄遣いされているのが残念。
この短評にはネタバレを含んでいます