バッド・デイ・ドライブ (2023):映画短評
バッド・デイ・ドライブ (2023)リーアム・ニーソンの"頑張るお父さん"映画にひとヒネリ
リーアム・ニーソンの頑張るお父さん映画は定番だが、ヒネリあり。主人公は超人的に強いわけではなく、しかも最初は家族にも見放されているイヤなヤツ。さらに、主人公が子供2人と乗る自動車に遠隔操作の爆弾を仕掛けた犯人の目的は何か、犯人は誰か、という謎解きがプラスされている。その謎解きの答よりも、ではその犯人の罠をどう逃れるのか、主人公が知恵を絞るところが見もの。
もう一つのオマケは『ワンダーウーマン』2作でヒロインの少女時代を演じたリリー・アスペルが、主人公の娘を演じていること。まだ小学生くらいの彼女が、妻にも高校生の息子にも軽んじられている父親のことが大好きで、健気に頑張る姿が愛らしい。
この短評にはネタバレを含んでいます