劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re: (2024):映画短評
劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re: (2024)「劇場版」ならではの編集による心地良い疾走感
冒頭から「主人公・ぼっちちゃん(ひとり)がバンドをやる理由」に焦点を絞った文字通りの総集編。TVシリーズ全12話中、第8話分まで網羅していることもあり、駆け足感は否めないが、日常描写をできるだけ排除した編集で「劇場版」ならではの疾走感が心地良い。また、細かい音響設計により、放送時に気づかなかったSEやバンド演奏の迫力がしっかり強化されており、凄まじい没入感を体感できるのは間違いない。そして、活動休止中のthe peggies北澤ゆうほによるエンディング曲「今、僕、アンダーグラウンドから」が、あえてエモい。オープニングなど、新規映像はわずかでも、満足度は高く、後編にも期待!
この短評にはネタバレを含んでいます