ザ・ガーディアン/守護者 (2022):映画短評
ザ・ガーディアン/守護者 (2022)監督兼主演チョン・ウソンの手堅い演出が光る韓流バイオレンス
殺人罪で服役していたヤクザが10年ぶりに出所し、元恋人が自分の子供を出産していたと知って堅気になることを決意。親分も条件付きでそれを認めたのだが、しかし組織の二番手が勝手な判断で殺し屋を送り込んだところ、こいつが誤って元恋人を殺して娘を誘拐したため、実は伝説的な最凶の殺し屋だった主人公が猛反撃に出る。てなわけで、イキったチンピラが怒らせた相手は無敵の殺人マシンだった…!という韓流バイオレンス・アクション。ストーリー自体に目新しさはないものの、これが監督デビューでもある主演スター、チョン・ウソンのクセ強めなキャラクターの面白さに重点を置いた演出は正解で、非常に手堅い娯楽映画に仕上がっている。
この短評にはネタバレを含んでいます