恋わずらいのエリー (2024):映画短評
恋わずらいのエリー (2024)原菜乃華の振り切りぶりが嬉しい
妄想癖のある内にこもりがちなヒロインと、裏表のある俺様系王子キャラとの恋愛劇。ベタと言えばあまりにもベタなんですが、ちゃんとしっかりベタを徹底してくれて良いです。特にこの手の恋愛モノのヒロインとしては待望の登板となった原菜乃華の張り切りぶりというか振り切れぶりが本当に全力でやってくれているので嬉しい限りです。宮世琉弥の不器用ツンデレキャラもテンプレート的ではありますが、こうでなくてはキラキラ青春モノは楽しくなりません。物語の展開としてはちょっと駆け足気味で、もう少し長くても良かったかなと思いますが、スッキリ爽やかに駆け抜けました。
この短評にはネタバレを含んでいます