余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 (2024):映画短評
余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 (2024)三木監督テイストが好調
タイトルでだいぶ内容語を語っているようにも思える作品ですね。ただ、このタイトルから想像するような変な湿っぽさがなくて、爽やかな青春劇となっています。監督の三木監督はこのテイストの達人と言ってもいいでしょうが、実は結構悲恋や悲劇を抱えて終わる作品も少なくないのですが、そこでお話を重くしなさすぎない塩梅の良さが光ります。
若くして経験値豊富な永瀬廉と目下勢いに乗っている出口夏希の主演コンビもフレッシュさと安定感が両立していました。共演陣ではこちらも勢いがある横田真悠が好印象でした。
この短評にはネタバレを含んでいます