ふたごのユーとミー 忘れられない夏 (2023):映画短評
ふたごのユーとミー 忘れられない夏 (2023)思春期を迎えた双子姉妹の成長譚はレトロでお洒落でチャーミング
どこへ行くにも何をするにも常に一緒のふたご姉妹ユーとミー。お祖母ちゃんの家で過ごすことになった夏休み、仲良しの2人は同じ男子に初めての恋をし、両親の離婚問題に直面して胸を痛め、やがて悩みのない無邪気な少女時代に別れを告げることとなる。いやあ、なんともチャーミングな作品ですな!タイの田舎の長閑で素朴な風景の美しさはもちろんのこと、レトロでカラフルな小道具やインテリアの魅力も相まって、実にノスタルジックでお洒落な胸キュン映画に仕上がっている。ユーとミーを一人二役で演じるティティヤー・ジラポーンシンの、屈託のない笑顔と伸び伸びとした芝居がまた新鮮!ホウ・シャオシェン作品が好きな人にもおススメだ。
この短評にはネタバレを含んでいます