ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 (2023):映画短評
ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 (2023)本当に良い話。感動させ、泣かせる映画
心から感動させる、実際に起きた美しい話。とりわけ最後のシーンは泣けるので、ハンカチかティッシュを用意しておくことをおすすめ。「イギリスのシンドラー」とも呼ばれるニコラス・ウィントンは、ナチの侵攻で命が脅かされているチェコスロバキアの子供たちを難民としてイギリスに受け入れるために奔走した。映画は、そんな若い頃と年老いてからを行き来しながら展開。前半はアンソニー・ホプキンスの出番が少ないが、彼のさすがの演技の見せどころはちゃんとあるのでご安心を。暗いニュースが多い時代だけに、見ず知らずの他人のために頑張る人たちの姿を見て、希望を得るとともに、私たちは何をするべきなのかと考えさせられる。
この短評にはネタバレを含んでいます