ファミリー・アフェア (2024):映画短評
ファミリー・アフェア (2024)ハリウッドをネタにしたジョークは笑える
最近の「アイデア・オブ・ユー〜」は40代のシングルマザー(アン・ハサウェイ)と年下ミュージシャンの恋を描いたが、今作は夫を失った女性と若い映画スターの恋物語。エフロン演じる世間知らずでわがままな映画スターの言動や、ハリウッドをネタにしたジョークは笑えるので、楽しさという意味ではこちらのほうが上。ただし、中年女性が若い男性と交際することのハードルについては「アイデア〜」のほうが語っていた。だが、先が簡単に読め、ストーリーに説得力がないのはどちらにも共通。若くホットな男性に愛される役というのはハサウェイやキッドマンにとっては魅力だったのかもしれないが、結果的に才能の無駄遣いになって残念。
この短評にはネタバレを含んでいます