トリガー・ウォーニング (2024):映画短評
トリガー・ウォーニング (2024)女性版「ジョン・ウィック」にはなれなかった
最もホットな女性として人気を集めた若い頃からなぜか良い映画に恵まれず、近年は起業家として成功してきたジェシカ・アルバ。久々の映画主演は、華やかなカムバックとはならなかった。リベンジもので、強い相手をやっつけられる人なのだと説得力を持たせるため、主人公を元軍人や元殺し屋にするのはお決まりのパターン。とは言え、ベイジル・イヴァニクは「ジョン・ウィック」のプロデューサーでもあるのだし、この映画のアクションもあれくらい斬新だったなら、ストーリーの弱さは多少なりとも克服できたかも。インドネシア出身女性監督の英語映画デビューとあり、応援したかっただけに、彼女の個性が発揮されなかったことが残念。
この短評にはネタバレを含んでいます