トミー・リー・ジョーンズ懇願!「妻と一緒にフォトセッションさせて!」
第18回東京国際映画祭
25日の夜、オスカー俳優のトミー・リー・ジョーンズが、自ら主演した初監督作品『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』の来日記者会見に登場した。本作は第58回カンヌ国際映画祭で、最優秀男優賞と脚本賞を受賞した秀作だ。
会見中眉間にしわを寄せて少々不機嫌そうにしていたジョーンズだが、「僕は俳優としても、監督としても悪くないと思うよ」と独特のユーモアを交えながら質問に答えていた。
オスカー俳優の意外な姿が垣間見えたのは、最後の写真撮影のときだった。スタッフの耳元にこっそり「妻と一緒に撮ってもらっていいかな?」と聞いていたのだ。残念ながらその願いは却下されてしまったが、それで引き下がるジョーンズではなかった。
ひと通り1人での撮影が終ると、おもむろに舞台端に歩いていき、妻ドーンさんの手を引いて再登場。ジョーンズは会見中の表情とは一転し、目じりを下げて愛しの奥さまに笑いかけていた。ご機嫌のジョーンズは、カメラマンの前で自慢の奥さまにキスをするなど、今まで見たこともないようなデレデレぶりを披露していた。
現在59歳のトミー・リー・ジョーンズは、2001年にドーンさんと3回目の結婚をしたばかり。ドーンさんは本作のスチールカメラマンとして活躍している。