伝説の男サモ・ハン遅刻で大物アピール!?
“香港映画界の伝説”サモ・ハン(サモハンキンポー)が『SPL/狼よ静かに死ね』のPRのため来日し、都内で記者会見を行った。
大雪のため、サモ・ハンが乗るはずだった便が遅延。会見は、大幅に開始時間をずらしてのスタートとなった。しかし、それでもサモ・ハンは間に合わず、主演のドニー・イェン、元武術チャンピオンのウ-・ジンの質疑応答中にやっと登場し、大物ぶりを漂わせた。
久しぶりの映画出演、しかも初めての悪役ということで、質問はサモ・ハンに集中。「よく回りからマスターと呼ばれるけど、謙虚な姿勢を忘れずにいたい」「善玉をやってもすぐ忘れられては意味がない」と、強面の外見とは裏腹に真面目な受け答えに徹していた。また、ドニー・イェンがアクション監督を務めた激しいアクションシーンについて「ドニーが私を思いやってくれたので、大変ではなかった」と答えると、すかさずドニー・イェンが「いや、わたしがサモ・ハンさんに思いやってもらったんです。でなければ、わたしは今ごろ病院にいるはずです」と気遣いをみせ、笑いを誘っていた。
『SPL/狼よ静かに死ね』は3月4日(土)より新宿オスカーほかにて公開。
『SPL/狼よ静かに死ね』オフィシャルサイトspl-movie.com