ブラピ並みの歓迎! ジェラルドに1200人のファン殺到
『デアデビル』『シン・シティ』など、グラフィック・ノベル界の第一人者であるフランク・ミラー原作の大人気作品が実写映画化された。世界最強の男たちといわれた300人のスパルタ軍が、鍛え上げられた肉体と屈強な精神を武器に、100万人のギリシャ軍に立ち向かっていく物語だ。公開に先駆け、主演のジェラルド・バトラー、ザック・スナイダー監督、フランク・ミラーらが駆けつけ、ジャパンプレミアに出席した。
バトラーは『オペラ座の怪人』で一途で孤独な“ファントム”を演じて以来、日本で大人気の俳優だ。ハリウッドでも認知度は上がってきてはいるが、ブラピやディカプリオ的な大スターの域ではない。しかし、日本ではブラピ顔負けの人気で、日本語のファンサイトなどはブラピを超えるほどの数が存在する。バトラー自身もこの歓迎振りに「驚きだね! ありがとう!」とご満悦だ。
会場となった聖徳記念絵画館の前に敷かれたレッドカーペットの脇には、バトラーのファンおよそ1200人が集まった。ファンらはバトラーの愛称である“ジェリー”の名前をコールするなどの熱狂ぶりを見せた。バトラーもその声援に応えるべく、サインや握手に応じていた。中には一生懸命にメモを見ながら英語で話しかけているファンもいたが、英語が伝わりにくく悲しそうな顔をしていると、ファンがもっていたメモを自ら声に出して読み上げ「わーぉ、うれしいな」と優しくフォローしていた姿に、バトラーの人気の秘密を垣間見た気がした。
『300 スリーハンドレッド』は6月9日より公開。
『300 スリーハンドレッド』オフィシャルサイト wwws.warnerbros.co.jp