リメイク版『エルム街の悪夢』の脚本家決定
鉄の爪で眠った相手を引き裂く殺人鬼フレディ・クルーガーが活躍する人気ホラーシリーズ映画『エルム街の悪夢』を新たにリメイクする映画の脚本家が決まったようだ。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ワーナー・ブラザースに吸収されたニュー・ライン・シネマが新しい『エルム街の悪夢』のために脚本家ウェズリー・ストリックを雇ったそうだ。ウェズリーは映画『ケープ・フィアー』『ウルフ』『セイント』『DOOM ドゥーム』などの脚本を手掛けてきたベテラン脚本家だ。映画は、続編ではなくまったく新しい作品として製作され、高校を舞台に、これまでの作品よりダークなものになる予定だ。また、スタジオ側はオリジナル版の『エルム街の悪夢』が製作から25周年にあたる2009年にアメリカでの公開をと考えているようだ。
『エルム街の悪夢』は、1984年にウェス・クレイヴン監督が自らの脚本のもとメガホンを取った傑作ホラーで、夢の中で殺されると現実でも死んでしまうというアイデアが受け、これまでにシリーズ8作品が製作されている。8作目の映画『フレディVSジェイソン』は、映画『13日の金曜日』の殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズがフレディと対決するスピンオフ映画で、ホラー映画史上伝説の殺人鬼のニ人が対決した。