ベン・アフレック、監督次回作決定か?
映画『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で監督デビューを果たし、高い評価を得たベン・アフレック。そのベンが再びメガホンをとるかも知れない。ハリウッド・レポーター紙が、ベンがワーナー・ブラザースの新作映画『ザ・タウン』(原題)の出演、監督を交渉中であると伝えた。映画は、チャック・ホーガンの小説「強盗こそ、われらが宿命」を映画化するもので、全米一銀行強盗発生率の高い町ボストンを舞台に、長年銀行強盗をしている男、人質となった銀行マネージャーの女性、強盗犯を追うFBI捜査官の男という奇妙な三角関係を描くクライム・ラブストーリーだ。本作は以前エイドリアン・ラインが監督候補としてあがっていた作品で、映画『ディパーテッド』『NEXT ネクスト』を手掛けてきたグレアム・キングがプロデュースし、ピーター・クレイグの脚本をベンがリライトする予定だ。
ベンは、初監督映画『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で、ロサンゼルス批評家協会賞やナショナル・ボード・オブ・レビューの新人監督賞を受賞し、出演したエイミー・ライアンはアカデミー助演女優賞にノミネートされ、ロサンゼルスとニューヨーク批評家協会賞で助演女優賞を受賞した。俳優、脚本家だけでなく、監督としても才能があることを証明したベンの第二回監督映画が今から楽しみだ。