「007」ジェームズ・ボンドに独占インタビュー!「日本で絶対あのラーメン屋に行く!」
映画『007/慰めの報酬』で再びジェームズ・ボンド役に挑んだダニエル・クレイグは、この2作目で自分にぴったりの「ある品」を手にして、ご満悦のようだ。それはスーツ。
「映画のためにトム・フォードがデザインしてくれたスーツは、撮影で裂けたり破れたりしたんだけど、僕が普段着られるように彼が新品をプレゼントしてくれたんだ。僕の体に合わせて作られているから、完ぺきにフィットして、本当に着心地がいいよ。でもこんなぜいたくに慣れてしまうのは問題かもね。ほかのスーツを着たとき、『うん? 合わないぞ』って感じてしまう(笑)。まぁこの先数年は、トムのスーツで通せるからいいけどね」
逆にボンド役で失ったものが、パブへ通う楽しみ。これは映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のときに語ってくれたことだが、最近は比較的自由に街を歩き回っているようだ。
「ロンドンのソーホーは、割と平気で歩き回れるね。つい先日もガールフレンドとヌードルを食べて、お酒も飲んで楽しめたよ。でも夜は、まだ問題だな。酔っぱらったヤツらが、叫ぶように声をかけてくる(笑)。だから飲みに行くなら、明け方しかないね」
街を歩く楽しみは東京でも実現したいと話すダニエル。映画『007/カジノ・ロワイヤル』以来の来日時には、ある楽しみもあるようだ。
「日本へ行くのは待ち切れないよ。前回行ったラーメン屋へ行くのが楽しみだね。そこのどんぶりはすごく大きいんだよ。絶対もう一度、食べてみたい!」 ラーメンをすするボンドの姿に、もしかしたら東京で遭遇するチャンスがあるかも!?(取材・文:斉藤博昭)