セクシーな新ボンドガールに独占インタビュー!日本で興奮した大きなモノ
『007/慰めの報酬』で、ボンドと悲しい過去を分かち合う“運命のヒロイン”カミーユを演じるオルガ・キュリレンコは、ウクライナ生まれの長身美女でモデル出身。そのモデル時代、来日したときの思い出を彼女が語ってくれた。
「今から10年ほど前、モデルを始めたばかりのころに日本に1か月ほど滞在したの。食べものをはじめ、日本のすべてが気に入ったわ。魚市場に行って、大きなマグロが並んでいるのを見て興奮したのを覚えてる。マグロはわたしの大好物よ! 今でもわたしはしょっちょう日本食ばかり食べているのよ。スシや刺身、天ぷらにお味噌汁でしょ、あとはノリ。ウニもたまらないわね(笑)。そして日本の建築やアートも素晴らしいと思ったわ。日本画や着物の生地なんかに惹(ひ)かれるの。数年前、誕生日を日本で過ごしたこともあるのよ」日本の話になると止まらなくなってしまうオルガだが、実は彼女の初主演映画も日本との深い縁があった。
「わたしが初めて主役を務めた映画は、小川洋子さん原作の『薬指の標本』。その縁で彼女の作品は何冊も読んでいる。大ファンなの。日本へ行ったとき、万が一でもお会いできる機会があったらうれしいわ」
『007/慰めの報酬』のジャパンプレミアで来日する予定のオルガは、日本をどれだけ満喫できるか、今から興奮を抑え切れないようだ。(取材・文/斉藤博昭)