ベルリン国際映画祭コンペティション参加18作品が発表!安藤政信出演作も
第59回ベルリン国際映画祭のコンペティション参加全18作品が発表された。このうち14作品がワールド・プレミアとなる。
残念ながら日本からの作品はないが、中国からレオン・ライ、チェン・ツィイー、スン・ホンレイ、安藤政信などが出演するチェン・カイコー監督映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』が入った。
俳優ジョージ・ハミルトンの転々と暮らした子ども時代が描かれた作品で、ジョージの母親をレニー・ゼルウィガーが演じ、相手役の一人をケヴィン・ベーコンが務めるリチャード・ロンクレイン監督映画『マイ・ワン・アンド・オンリー』(原題)や、ジョディ・デンチ、、ジュード・ロウ、スティーヴ・ブシェミなど芸達者がそろったサリー・ポッター監督のブラック・コメディー映画『レイジ』(原題)などが注目を集めそうだ。
同映画祭終了直後に、アメリカなどで一般公開予定のトミー・リー・ジョーンズ主演、ベルトラン・タヴェルニエ監督映画『イン・ザ・エレクトリック・ミスト』(原題)、そしてガエル・ガルシア・ベルナル主演、ルーカス・ムーディソン監督映画『マンモス』(原題)なども金熊賞受賞をめぐって争う。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)