アン・リー監督、ヴェネチア国際映画祭の審査委員長に
今年9月に開催される第66回ヴェネチア国際映画祭で、アン・リー監督が審査委員長を務めることが決まった。
アン・リー監督は、2005年に映画『ブロークバック・マウンテン』で同映画祭の最高賞である金獅子賞、2007年に映画『ラスト、コーション』で同じく金獅子賞に輝いた功績を持ち、ヴェネチアでは賞取りレースの常連監督でもある。映画祭のウェブサイトでは、アン・リー監督について「最も優れた、国際的な映画制作者の一人」として紹介され、「東洋と西洋の映画制作文化における対話を生み出した監督」とたたえられている。本年のヴェネチア国際映画祭は、9月2日から12日まで開催される予定。