悟空とブルマが語る、「映画は別次元の新ドラゴンボール」説!
世界中がその完成を待った映画『DRAGONBALL EVOLUTION』がついに日本に上陸! 主人公の孫悟空とブルマを演じたジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサムが公開を前に来日し、ツーショット・インタビューに応じた。
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同作は世界規模の人気を誇っている原作の映画化。これほどの超大作に出演が決まった当時の周囲の反応についてジャスティンは「友だちに熱狂的なファンが多いんだ。僕が悟空を演じると知って飛び跳ねて大喜びしてくれたよ。だからこそナーバスになってしまったけどね」。同じくエミーも「あなたが? マジ? って言われたわ(笑)」と反応の大きさに本人たちも驚いたようで、俳優として挑戦しがいのある作品だったと口をそろえた。
特にエミーにとっては、本格的なバトルに身を投じるアクションは初経験だった。「わたしのタフな一面を披露することができたわ。これまでに経験したことがないキャラクターを演じることができて本当に楽しかった」とブルマ役の感想を教えてくれた。後半に流れるにつれ、アクションが倍増していく本作はまるでアメコミ映画のようだが、これにはジャスティンも同調したようで「そうさ! 『X-メン』みたいな側面もあるし、コミカルな演出も多い。とにかく文句なしに楽しめる作品なんだよ」とポップコーン・ムービーとしての側面を強調した。
また製作陣にはチャウ・シンチーや、原作者の鳥山明氏本人などビッグネームが名を連ねているが「トリヤマ氏と仕事を共にしているパートナーには会ったことがあるけど、本人には会ったことがないんだ。すごい大物でミステリアスな謎の人物というイメージがあるよ(笑)。ぜひ一度お会いしたいね」と敬意を表したジャスティンとエミー。ちなみにキャラクター構築は、ジェームズ・ウォン監督と何度もディスカッションして決めたという。
本当にドラゴンボールが存在して一つだけ願いがかなうならというベタな質問には「エミーはアイスクリームを願うだろうね(笑)」とジャスティンはジョークを飛ばしつつ、「『DRAGONBALL EVOLUTION』とまったく同じキャストとスタッフで続編を作るということだよ。とにかく監督は素晴らしい映像世界を作ってくれたし、エミーをはじめ、チョウ・ユンファらとの仕事は本当に楽しかったよ」と夢を語ってくれた。
一方のエミーの願いごとは「わたしの願いは、原作のファンもそうでない人でも、この『DRAGONBALL EVOLUTION』を心から楽しんでほしいということよ。この映画の独特の世界は原作を新しく解釈したものになっているわ。それを提供できることをとても光栄に思っているの」と映画の公開を待っているファンへのメッセージとして答えてくれた。彼らが語る思いを受け止めて“別次元の新ドラゴンボール”を映画館で楽しんでみてはどうだろうか?
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』はTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開中