今年の夏は近場でアトラクション!3D映画がバージョンアップ!
これまで目にしてきた3D映画の常識を根底から覆す、まったく新しいタイプの3D映画『モンスターVSエイリアン』が、今年の夏、日本で公開される。本作を制作したドリームワークスは、世代を問わず楽しめる3D映画を作り出した。最先端の3D 技術を駆使するために、約15億円ものコストを追加して作られた本作は、夏休みに子どもと一緒に楽しみたい映画の一本だ。
今の親の世代が観てきた3D映画といえば、赤と青のメガネを掛けて楽しむ立体映画だった。しかし、現代の3Dは確実に進化を遂げている。『モンスターVSエイリアン』では、まさに時代の最先端といえる新世代3D技術が駆使されているのだ。サングラスのような特殊な偏光メガネをかけて映画を観ると、立体感のみならず、スクリーンの奥行きも感じることができ、あたかも自分が映画の世界にいるかのような感覚を楽しむことができる。15メートル21センチにも及ぶ主人公の大きさも、実際に画面からはみ出しているかのような大迫力。これまでは、アミューズメントパークで長蛇の列を作って観ていた20分足らずの3D作品が、今や2時間弱の一つの作品として鑑賞できる時代になったのだ。
本作は、混雑した遊園地に行く代わりに、まるでアトラクションを体感しているかのようなわくわく感を楽しめる、新しいエンターテインメントといえる。アメリカの映画館では、3D版の上映を、2D版よりも3ドルから5ドル高く設定して公開されたが、アメリカの親たちはほとんどが3D バージョンを選び、子どもと一緒に楽しんだようだ。もちろん映像だけではなく、ストーリーの面白さや、個性的なキャラクターたちは、さすがドリームワークスの一言。
最近は、大型テレビや、DVDの普及により家で気軽に映画を楽しむことができるようになり、映画館に足を運ぶことも少なくなってきているが、3D映画は映画館でしか楽しめない。また昨年に比べ、3D上映が可能な劇場も飛躍的に増加している。今年の夏は、近場でアトラクション体験をしてみるのはいかがだろうか?
映画『モンスターVSエイリアン』は7月11日より新宿ピカデリーほかにて全国公開