エヴァン・レイチェル・ウッド、ミュージカル版「スパイダーマン」へ出演決定
ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画『レスラー』で、長年疎遠になっていた主人公の娘を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドがブロードウェイ・ミュージカル化される「スパイダーマン」の舞台へ出演することが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、エヴァンがミュージカル「スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク」(原題)の舞台へ出演するとのこと。エヴァンは映画版でキルステン・ダンストが演じたスパイダーマンの恋人メリー・ジェーン・ワトソンにふんする。舞台「キャバレー」でトニー賞受賞経験のあるアラン・カミングが、映画版でウィレム・デフォーが演じたグリーン・ゴブリンに変身するノーマン・オズボーン役で共演する。
舞台版「スパイダーマン」は、ブロードウェイ史上最高の制作費を掛けて作り上げられる超期待のミュージカルで、音楽はU2のボノとジ・エッジが手掛けることが決まっている。演出はミュージカル「ライオン・キング」でトニー賞を受賞しているジュリー・テイモアが担当し、ストーリーはスパイダーマンの原点を描く内容と伝えられている。主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーのキャスティングはまだ明らかにされていないが、うわさでは映画『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェスの名前が挙がっている。プレビュー公演は2010年2月25日にヒルトン・シアターで上演され、正式な上演日程などは後日正式発表される予定だ。