堺雅人、愛する娘の天才ぶりに「末恐ろしい」とビビりながらエール!?
8日、東京・テアトル新宿で映画『南極料理人』の初日舞台あいさつが行われ、主演の堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、小野花梨(子役)、そして沖田修一監督が登壇した。
本作で南極に単身赴任する料理人を演じた堺は、娘役の小野が見せた演技を絶賛。「僕の方が、彼女の手のうちで転がされていた。本当に末恐ろしい」と同じ俳優としてビビりながらも、小野の将来性にエールを送ったほか、撮影に入る前のテスト段階を振り返り「いろんな演技を見せて、大人(の反応)を試すようなこともあった」とその天才ぶりに圧倒された様子だった。
一方、現在11歳の小野は、「堺さんは立派な人なのに、現場ではとても優しくしていただき、うれしかった」とかわいらしいコメントで、堺も父親目線でデレデレ。この日は監督を含めた男9人が登壇するムサ苦しい(!?)舞台あいさつだったが、小野のさわやかな存在感は一服の清涼剤のようで、きたろう、生瀬らクセ者ぞろいの大人たちも思わずヒンヤリした表情だった。
『南極料理人』は南極観測隊に料理人として参加した、西村淳氏原作のエッセー「面白南極料理人」を映画化したヒューマンドラマ。堺をはじめとする実力派俳優の個性あふれる演技はもちろん、料理人がふるまう料理の数々が映画を彩っている。
映画『南極料理人』はテアトル新宿にて先行上映中、8月22日より全国公開