小栗旬、多襄丸の等身大フィギュアに対面して大感激!
「羅生門」の原作となった芥川龍之介の短編「藪の中」に登場する盗賊・多襄丸を主人公にした異色時代劇映画『TAJOMARU』で多襄丸を演じる小栗旬が多襄丸等身大フィギュアと対面した。
26日、小栗は開催中のフジテレビお台場合衆国に設置された「TAJOMARU」展示ブースに現れ、多襄丸等身大フィギュアと対面、「すごいな」と感激した様子。フィギュアをじっくりと見て「ここでの展示が終わったら見晴らしの良い場所に置いて欲しいな」と一言。その後小栗は、劇中で小栗演じる多襄丸の生ボイスが流れるボタンコーナーへ移動し、ボタンを押すと、「おれはTAJOMARUだ」という自分の声が流れ爆笑。「どうリアクションしていいか分からない」と言いながらも4回連打して楽しんでいた。
その後も撮影中に実際に着ていた衣装や、多襄丸のトレードマークである浪切の剣に久しぶりに対面し「立ち回りのシーンは松方さんのスピードについていくのがやっとだった。もう少し立ち回りができたら」と撮影を振り返り、最後に「『TAJOMARU』を見て、生きる大変さを感じて欲しい」と映画のPRも忘れなかった。
映画『TAJOMARU』は、阿古姫(柴本幸)という許婚もいて将来を約束された畠山家の次男・直光(小栗旬)が、陰謀により家を追われてしまうところから物語が展開する。山中に逃げ込んだ二人は盗賊の多襄丸(松方弘樹)に襲われ、その際に阿古が言い放った言葉に直光は驚く。すきをついて逃げ出した阿古を追う多襄丸を殺めてしまった直光は、死にゆく多襄丸から彼の名前を継ぐよう託される。出演者には田中圭、松方弘樹、萩原健一と、実力派俳優たちが名を連ねる。
映画『TAJOMARU』は9月12日より全国公開