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クライヴ・オーウェン、タクシーの運転手に「俳優はウソをつく職業」と言われショック

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「僕が見せることを信じてほしい!」クライヴ・オーウェン
「僕が見せることを信じてほしい!」クライヴ・オーウェン

 スコットランドで乗ったタクシーの運転手に俳優というのはウソをつく職業と言われ、自分の選んだ道を考え直したことがあったとクライヴ・オーウェンが語った。

 「何年も前にグラスゴーでタクシーに乗ったんだ。すると運転手が『あんた、あの俳優だろ? ウソをついて金もらってんだろ? 俳優ってそういう職業だよな? プロのうそつきだ』と言われ、ショックを受けた。タクシーを降りてからも『おれはウソをつくために金をもらっているのか』としばらく考え込んだよ」とクライヴはディテール誌に語っている。

 しかし、考え抜いた末、タクシー運転手の意見とは違う結論にたどり着いたという。「逆だとわかったんだ。演技をするということは真実を伝える機会なんだよ。僕はすべての仕事においてそれを成し遂げようとしている。僕の出ている映画が気に入っても気に入らなくても構わない。僕が見せることを信じてほしいんだ。才能があるとか、格好いいとかではなく、僕のやっていることを真実だと受け止めてほしい」と語る。

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 俳優として成功したクライヴは、自分の意思で出演映画を選べる立場にあり、妻サラ・ジェーン・フェントンや娘ハンナとイヴと離れなければいけないような長期ロケを伴う映画は断っているという。「仕事が多過ぎて家を離れることが多くなると、休みを入れなきゃいけないと感じる。成功したおかげで、僕の意思で決断できる。『その映画? ごめん、できないよ』と断るんだ」とのこと。

 「送られてくる台本の多くはあまり良いものではないように思う。これらの映画はすでに資金のメドもたっていて、準備万端の映画だ。制作費もすごい。ちょっとえり好みし過ぎかな?」とコメントしている。(BANG Media International)

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