新しいジャック・ライアンは『スター・トレック』のクリス・パインか?
ベストセラー作家トム・クランシーが生み出したヒーロー、ジャック・ライアンの新しい映画シリーズの主演候補に、映画『スター・トレック』の若手注目スターの名前が挙がっているようだ。ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、パラマウント・ピクチャーズが新しいジャック・ライアン役候補としてクリス・パインと交渉中とのこと。
新しいジャック・ライアン映画は現在のところタイトル未定で、詳細は明らかにされていないが、ライアンの若き日の活躍が描かれる予定だ。今年の7月には、新しいライアン候補にジョージ・クルーニーの名前が挙がっていると報じられたが、今作は若いライアンが活躍するストーリーのためにジョージ出演のうわさはあえなく消えてしまった。新しいライアン役候補には、これまでにライアン・ゴズリング、ジェームズ・フランコの名前が挙がっており、過去にライアンを演じたハリソン・フォードまでもが再び演じることを希望している。
大ヒットした『スター・トレック』で若き日のカーク船長を演じたクリスは、“第2のブラッド・ピット”との呼び声も高い若手人気俳優であり、パラマウントとしてもヒットシリーズであるジャック・ライアン映画の新しい顔として人気俳優をすえようとクリスへラブコールを送っているようだ。今作は、映画『レッド・オクトーバーを追え!』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』『トータル・フィアーズ』とこれまでのジャック・ライアン映画全作にかかわってきたメイス・ニューフェルドと、映画『トランスフォーマー』シリーズや映画『G.I.ジョー』などヒット作を生み出してきたロレンツォ・ディボナヴェンチュラがコンビを組んでプロデュースし、脚本は映画『サハラに舞う羽根』のホセイン・アミニが手掛ける。
若手人気俳優として売れっ子のクリスは、現在トニー・スコット監督映画『アンストッパブル』(原題)を撮影中で、同作ではデンゼル・ワシントンと共演している。映画『イーグル・アイ』のD・J・カルーソー監督がメガホンを取る予定の新作映画『ジ・アート・オブ・メイキング・マネー』(原題)へも出演交渉中で、同作は実際に起きた事件を基に、こそ泥からニセ金作りの天才になった男を描く痛快なクライム・ストーリーとなる。