角川春樹、隠れタバコをバラされて「1本吸うと気合いが入る」と言い訳
14日、東京・有楽町の丸の内TOEIで映画『笑う警官』の初日舞台あいさつが行われ、主演の大森南朋、松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢、原作者の佐々木譲、そして、今作で12年ぶりにメガホンをとった角川春樹監督が登壇した。
主演を務めた大森は、「角川(春樹の)映画で育った世代なので、自分が主演するとは思っていなかったし、とても感慨深い」と角川監督との初タッグに改めて喜びのコメント。撮影中は厳しい局面もあったが、「監督のチャーミングな笑顔にヤラれた」と意外な素顔を披露するだけでは飽き足らず、「そういえば、隠れタバコもやってましたね」と角川監督にとっては知られたくない秘密も暴露していた。
現在、健康のために「タバコは1日5本」というルールで生活している角川監督。しかし、緊張感に満ちた現場では、どうしてもガマンできなかったようで、さりげなく大森のタバコに手を出し、火をつけては、周囲のスタッフに怒られていたんだとか。大森から「(ルールを)守ってないですね」とツッコミを入れられ、「1本吸うと気合いが入る」と言い訳する角川監督だった。
『笑う警官』は2002年に起きた北海道警察による組織ぐるみの汚職事件をヒントに、佐々木譲が書き下ろした同名サスペンス小説の映画化。角川監督は、本作で150万人を動員できなければ、映画界から撤退すると宣言しており、注目を集めている。
映画『笑う警官』は全国公開中。