西田敏行、22か所ロケ地17,800キロ御礼行脚完走!「ハマちゃんは永久に不滅です」
20日、東京・丸の内ピカデリーで映画『釣りバカ日誌20 ファイナル』の大ヒットを祝し、22か所ロケ地御礼行脚完走!凱旋舞台あいさつと題した記念イベントが行われ、シリーズ全22作のロケ地をお礼行脚した主演の西田敏行が登壇した。この日、87歳の誕生日を迎えた共演者、三國連太郎と共に本シリーズ最後の舞台あいさつに立った。
昨年10月から全国の「釣りバカ」ロケ地22か所を訪れた西田。その移動距離は何と17,800キロ。しかもこの日も前日訪問した沖縄から羽田空港経由で映画館に直接懸け付けるという強行スケジュールだった。すべては今までシリーズを支えてくれたロケ地に感謝したいという気持ちのみ、ということでついに全国行脚のゴールテープを切った西田の表情は疲れ知らずの晴れ晴れとしたものだった。「生涯消えない、思い出の作品。ハマちゃんは永久に不滅です」と込み上げる思いを抑えきれない様子で、客席も感動に包まれた。
一方、1月20日87歳の誕生日を迎えた三國は、サプライズで登場した87個のいちごを添えた特製バースデイケーキに「いやぁ、(誕生日を)忘れていました」と劇中のスーさん同様、のほほんとした表情で「今後も頑張れるだけ、頑張ります」と俳優としての抱負をコメント。三國のエネルギッシュさには、全国行脚を終えたばかりの西田も脱帽したようで、「これからもわれわれをけん引してください」と最大の敬意を表していた。
『釣りバカ日誌20 ファイナル』は一流企業の経営者として悩み多き日々を送るスーさん(三國)と、趣味の釣りと家庭をこよなく愛する万年ヒラ社員のハマちゃん(西田)が織り成す人気シリーズの第20作目にして最終作。シリーズ初となる北海道の大自然を舞台に、スーさんとハマちゃん最後の活躍が軽快に描かれる。
映画『釣りバカ日誌20 ファイナル』は全国公開中