劇団ひとりは子づくり、榮倉奈々は「好奇心旺盛にいきたい」とそれぞれ誕生日の誓いを披露!
10日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『コララインとボタンの魔女 3D』プレミア試写会が行われ、日本語吹き替え版の声優を務める榮倉奈々と劇団ひとり、映画のコンセプトアートを担当した日本人イラストレーターの上杉忠弘、そしてヘンリー・セリック監督が登壇した。
本作のヒロイン役で声優に初チャレンジした榮倉は、難しい仕事だったと振り返り「イメージとしては自分の中で声の機械を作って、上げたり下げたりしたような感じ。11歳という設定なので好奇心旺盛な感じになるよう心掛けました」と役づくりについて語った。日本語版を観たというセリック監督から、榮倉の声について「アメリカ版のダコタ・ファニングと同じくらい質が高いよ!」と絶賛されると「すごくうれしい!」とキュートな笑顔をハジけさせていた。
一方、黒猫役の劇団ひとりは「最初、猫役のオファーがきたとき、人間の言葉を話す猫だって知らなくて、鳴き真似を練習してたんです。実際にスタジオに行ったら『鳴き声はいらない』と言われまして(笑)」と残念な結果に終わった役づくりについて明かし、会場を沸かせた。
そしてこの日は、榮倉と劇団ひとりとセリック監督が2月生まれ、上杉氏が1月生まれということで、登壇者全員をバースデーケーキでお祝いする演出が行われた。榮倉は今年の目標を聞かれると「楽しいことをいっぱい見つけて、好奇心旺盛にいきたい」とニッコリ。劇団ひとりは同じ質問をされると「子どもを作って、その子にコララインと名付けます!」と高らかに子づくり宣言し、相変わらずの夫婦円満ぶりを印象付けていた。
本作は映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督によるダークで幻想的な3Dアニメーション。新しく越してきたばかりの家で秘密の扉を見つけたちょっぴり生意気な少女コララインが、パラレルワールドに迷い込んで冒険を繰り広げる。なお、本作は第82回アカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされている。
映画『コララインとボタンの魔女 3D』は2月19日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開