小出恵介と香里奈、2人そろって26歳バースデー&ベルリン映画祭栄誉のダブルハッピーで大喜び!
20日、東京・渋谷シネクイントで映画『パレード』の初日舞台あいさつが行われ、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介、そして行定勲監督が登壇した。この日は小出の誕生日。さらに翌21日は香里奈の誕生日で、2人そろって26歳を迎えるとあって、サプライズで誕生日ケーキが運び込まれ、まるでバースデーパーティーのような楽しい雰囲気に包まれた。
この日未明には、本作が第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したというハッピーな報告も。誕生日に加えて、国際舞台での栄誉に小出と香里奈はもちろん、主演の藤原らも大喜びだった。行定監督は、公開初日の吉報に「都合良過ぎない? でもいい風が吹いている気がする」とうれしそうにニッコリ。ベルリンからは「わかりにくい人間関係がすごく伝わるような形で描かれている。それと音楽の使い方が特出している」と選考理由も伝えられたそうで、行定監督は「意図がちゃんと伝わったんだな」と満足そうな表情だった。
一方、誕生日を迎える小出は「最高です! この作品に関わることができて、つくづく良かったと思います。映画は完成してから、育っていくんですね。今後は(国際舞台を)いい意味で意識したい」とコメント。香里奈は「正直、まだ実感ないです」としながらも、「もっと頑張らなくちゃなって思います」と気持ちを新たにしていた。
『パレード』は吉田修一の同名小説を実写化した作品で、表層的な人間関係に満足しながら、都内マンションで共同生活する若者たちの日常が、ある出来事をきっかけに静かに崩れ出す様を描いたサスペンスタッチの人間ドラマ。第60回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品され、人間関係に対する日本人特有の思考に、海外メディアからも強い関心を集めた。
映画『パレード』は渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国公開中