中学生の学校生活以外での楽しみの1位はテレビ・ビデオ・DVDなどを観ること！

　学習塾の大手、栄光ゼミナールが中学生の男子500名、女子500名に行なった（塾に通わない生徒も含む）アンケートによると、中学生の学校生活以外での楽しみが「テレビ・ビデオ・DVDなどを観る」で全体の約74パーセントを占め、中学生の大部分が余暇をインドアで過ごすことがわかった。さらにテレビ視聴以外の楽しみは？　での質問に対して、男子は、「ゲームをする（テレビゲーム・携帯用ゲーム機・携帯電話）」が最も多く78.6パーセント、次いで「音楽を聴く」が71.2パーセントで、女子の回答は、「音楽を聴く」が全体の79.6パーセントを占め、「携帯電話でインターネットやメールをする」が75.2パーセントという結果になった。

　このアンケートによると中学生の1日平均テレビ視聴時間は、平日が2時間47分、休日は3時間39分で、よく観ているジャンルとしては、バラエティやドラマが全体の過半数を占めており、映画と答えた人も全体の45.4パーセントにのぼり意外に映画視聴者も多いことがわかった。また、テレビ視聴をする環境について、携帯電話やゲームなどワンセグを利用していると答えた人も男女ともに全体の半数を超えている。ワンセグを利用して映画を観る人もワンセグ利用者のうち2割いた。小さい画面のワンセグで2割の人が映画を観ているとは意外ではある。

　また、同時に行なったDVDレンタルについてのアンケートでは、「週に2回ほど利用する」が4.5パーセント、「週1」と答えた人が7.1パーセントで、「月2、3回」や「月1回の利用」、または「それ以下」との回答が全体の半数を占め、中学生のDVDレンタルの利用頻度が極めて低いこともわかる。