ジブリ新作『借りぐらしのアリエッティ』は追い込み作業中!でも…ジブリは徹夜禁止!
スタジオジブリ最新作映画『借りぐらしのアリエッティ』のオフィシャルブログ「スタジオジブリ広報部長・西岡純一のアリエッティ日記」で、西岡氏が「ジブリは徹夜禁止」だと明かした。
7月の公開に向けて制作真っ最中の本作は、現在作画作業が追い込みを迎えているという。ゴールデンウイーク明けには作画が終了していないと間に合わないということで、ジブリのスタッフたちは深夜遅くまで作業に追われているそうだ。しかし、どんなに忙しくても、ジブリのスタッフは徹夜をすることが禁じられているという。忙しいときは徹夜で仕事をすることも多々あるというアニメ業界でもあるが、なぜ徹夜が禁止なのだろうか?
それは、宮崎駿監督のポリシーだと西岡氏は語る。宮崎監督いわく、「徹夜をした次の日は、使いものにならない」というから納得だ。確かに、前日の疲れが体に残っていては、持てる力を十分に発揮することは難しい。そのため、ジブリのスタッフは、どんなに忙しくても、かならずいったん家に帰ってシャワーを浴び、すっきりした状態で再び仕事に励むのだそうだ。
そんな宮崎監督のポリシーを守り、本作で監督に大抜てきされた麻呂さんこと米林宏昌監督をはじめとするスタッフ一同は、日々作業を進めている。西岡氏によるブログでは、このほかにも本作を代表する名場面になるであろうある幻想的なシーンについて、作画担当者のお気に入りのキャラクターにハルさんというおばあさんがいること、床下に生息するキャラクターでゴムのおもちゃを作る企画があることなど、さまざまな情報が明かされている。いまだキャラクターやストーリーの詳細が明らかになっていない本作だけに、ほぼ毎日更新される西岡氏のブログから、最新情報をチェックしてみてはどうだろうか。
映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開