「のだめ」1日で舞台あいさつ18回も!のだめファミリーもこれが最後 上野樹里が深々と感謝のおじぎ
17日、TOHOシネマズ日劇で映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の初日舞台あいさつが行われ、上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介、ウエンツ瑛士、山田優、なだぎ武、福士誠治、吉瀬美智子、武内英樹総監督、そして川村泰祐監督が登壇した。
この日は4グループに分かれた豪華キャスト陣が、午前中から東京、神奈川、大阪に散らばり、1日(実質10時間)で合計18回という東宝史上歴代最高回数の舞台あいさつを行った。19時から始まったTOHOシネマズ日劇の舞台あいさつには上野、玉木をはじめキャスト、スタッフ12名が各担当エリアから大集合。のだめファミリーが豪華に勢ぞろいするのも、おそらく最後になりそうで、ファンで埋め尽くされた会場は熱気と感動の嵐に包まれた。
上野にとっては、すでにこの日6回目の舞台あいさつとあって少々ハイテンション。各地の熱狂ぶりを「待ちに待っていてくれたんだなと実感。テレビドラマから始まり、映画にたどり着けたのはお客さんの応援のおかげだし、皆さんのエネルギーが反射してお芝居も頑張れた」と振り返り、深々と感謝のおじぎをした。一方、ダブル主演の玉木も「ぜひ最後まで見届けてください」と今シリーズとの別れを惜しむようなしんみりとした表情だった。
そんなセンチメンタルな空気を打ち破ったのは、飛行機の遅れで途中参加となった大阪チームのウエンツ、山田、なだぎの3人。すべりこみセーフ(アウト?)で日劇に到着したとあって、観客以上に興奮気味で、ウエンツの隣に立つ吉瀬は「(走ってきたウエンツの)熱気がすごい」と苦笑のツッコミ。客席は大爆笑に包まれた。
なお、東宝の発表によると、全国410スクリーンで封切られた初日の概況は、前作『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(興収40.6億円)対比で172%を記録し、興収60億円突破を見込める好スタートを切ったという。
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は、日本中にクラシック旋風を巻き起こした人気コミックをテレビドラマ化し、好評を博した「のだめカンタービレ」の劇場版完結編。大好きな千秋(玉木)と距離を置くことになった天才ピアニスト(のだめ)が、演奏面でもライバルの出現で大きな壁にぶち当たり苦悩する。果たしてのだめが奏でる最終楽章とは?
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は全国東宝系にて公開中