ケイティ・ホームズがケネディ大統領夫人を演じるテレビドラマ 元側近たちがフィクションと非難
ケイティ・ホームズがジャクリーヌ・ケネディ元大統領夫人を演じることで話題となっているテレビのミニシリーズの内容が事実とは異なると元側近たちから非難されている。
WENNによると、同ドラマは来年ヒストリー・チャンネルで放送される予定だが、脚本を見せられた元側近やケネディ家の人たちは「起こりもしなかったこと」を題材にしていると憤慨しているという。ケネディ大統領のホワイトハウスで特別弁護人とスピーチライターを務めたテッド・ソーレンソンは、「脚本に書かれている大統領執務室やそのほかの場所で僕が在席したとされている大統領との会話はどれも存在しなかったものばかりだ」とコメント。また、ケネディ大統領に関する本を書いている作家は、ヒストリー・チャンネルがこのような歴史的事実と異なるドラマを放送することは嘆かわしいと語っている。
「The Kennedy / ザ・ケネディ」と題されるドラマはケネディ一家の隆盛、ケネディが大統領になってから暗殺されるまでを描く、全8時間のミニシリーズになる予定で、ジョン・F・ケネディ役には、映画『恋愛小説家』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経験もあるグレッグ・キニアがキャスティングされている。