ゾンビが団体で都内を電車で移動！渋谷・池袋はツイッターで盛り上がるも浅草はさっぱり…
15日、伝説のフィルムメーカー、ジョージ・A・ロメロ監督の最新映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』の公開を記念して、ツイッターと連動したゾンビ捕獲キャンペーンが、都内各地の観光名所で行われた。
ゾンビたちの移動手段は主に電車！ 乗り合わせた乗客たちの度肝を抜いたことは想像に難くない。しかし、ベビーカーに乗る赤ちゃんにも容赦なく襲い掛かったにもかかわらず、赤ちゃんは全く動じなかったらしい。
渋谷のハチ公、池袋のいけふくろう、マイケル・ジャクソンの大きな立て看板、はとバス、アルタ前などで次々と記念撮影をしたゾンビたち。ツイッターにあがるゾンビのつぶやきを頼りにゾンビを捕獲すると、非売品プレスがもらえるということで、渋谷、池袋、中野ブロードウェイなど若者やサブカル好きであふれる場所に出現したゾンビたちは次々と捕獲された。
しかし、浅草、スカイツリー、東京タワーを徘徊したゾンビたちは、全く捕まらず……。と言うか誰にも捕まえてもらえなかった（？）ゾンビたちは、まさにサバイバル・オブ・ザ・デッドを成し遂げたにもかかわらず、「わたしたちが回ったコースは、シニア層、子ども、観光する外国人が多く、ツイッターがまだ普及していないスポットだった」と寂しがっていたという。しかし、多くの外国人観光客には出くわしたようで、「彼らはしきりに記念撮影を求めてきたよ。後で食ってやったけどね」と強がった。
『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は、突如として死者がよみがえり、人々を襲い始めたという衝撃的なニュースが駆け巡り、世界が地獄と化すという戦慄（せんりつ）のストーリー。今回は、赤ちゃんにもばかにされてしまったゾンビたちだが、映画の中では、わたしたちが無視することのできない恐怖を与えてくれることだろう。
映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は6月12日よりTOHOシネマズ六本木ほかにて全国公開