ADVERTISEMENT

イギリスを担う新しい才能たち!クオリティーの高いアニメ短編作品を発表!-エジンバラ国際映画祭

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
イギリスを担う新しい才能たち-ハリス(左)とコムリー(右)
イギリスを担う新しい才能たち-ハリス(左)とコムリー(右) - Photo Yukari Yamaguchi

 『トイ・ストーリー3』のようなハリウッド新作の一足早い上映で映画ファンを楽しませもするエジンバラ国際映画祭だが、イギリスの新しい才能の発掘も大きな柱としている。昨年、有望新人として紹介された『フィッシュ・タンク』(原題)の主演女優ケイティ・ジャーヴィスは、新人賞を総なめにした。第64回となる今年、有望新人として紹介されている2人の若い監督、スチュワート・コムリーとジョナサン・ハリスに話を聞いた。

 コムリーは大学を卒業してすぐ製作したストップモーションアニメ短編『バテンバーグ』での参加。今年度のBAFTAスコットランドのアニメ新人賞を受賞している作品だ。邪悪なリスが登場する、可愛くも不気味な独特の雰囲気が引きつける。ミュージックビデオや舞台も手がけてきたハリスの参加作品は、『エリックを探して』のスティーヴ・エベッツが農夫を演じる短編映画『ザ・カル』。美しい映像と、タフな農場での暮らしが印象的だ。それぞれに長編作品が待ち遠しくなる佳品となっている。

 両者ともノミネートされている短編映画賞について、コムリーが「素晴らしいノミネート作品をたくさん見た。受賞は無理だと思うよ」と言えば、ハリスも「ノミネートされているだけで光栄だよ」と謙虚。たくさんの作品が見られることと、他の映画制作者たちと知り合えることも本映画祭の大きな収穫と話す2人にとっては、参加することに意義がある映画祭ということのようだ。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

ADVERTISEMENT
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT