田中麗奈、舞台「おくりびと」の千秋楽…素直な今の気持ちを告白
映画『おくりびと』の舞台が先日名古屋で千秋楽を迎えたことについて、出演者の田中麗奈が今の素直な気持ちを告白した。
田中は自身のブログの中でファンに舞台の全日程終了を報告し、「重い芝居もあるから、最初のころキツイ時もあったけど、やっぱりそれは皆も同じ」と楽しいことばかりではなかったことを明かした。
だが田中自身も「苦しんだ時間があるからこそ何げない日常がより輝いて見えるし、楽しい時間はより楽しく感じられる。ちょっとしたことがお腹痛いくらい笑える! そういう風になってるんだろうな」と書いているように、舞台の出来には満足している様子。最後の会場となった名古屋では共演の中村勘太郎が食事会を開いてくれたこともあったりと、和やかな雰囲気をメンバーで分かち合えたことが成功につながったようだ。
この作品が2度目の舞台だったという田中は「舞台は次いつかなーまだわからないけどやりたいからお話きたらやるよー」と早くも次の舞台を待ち遠しく感じている様子だった。
舞台「おくりびと」は、本木雅弘、広末涼子が出演し、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した同名映画の舞台版。オリジナルでは本木が演じた主人公を中村、その妻を田中が演じている。オリジナル版の脚本を担当した小山薫堂が映画では語りきれなかったという7年後のストーリーを執筆したことでも話題になった。音楽はオリジナル同様、久石譲が担当した。