訴訟で20億円以上を勝ち取る!ドン・ジョンソン、1990年代のテレビドラマをめぐる裁判
ドン・ジョンソンがテレビドラマのプロダクション会社を訴えていた裁判で勝訴し、高額な支払いを受けることになった。
WENNによると、裁判の元となったのはテレビドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」で、ドンは同ドラマの著作権の50%を所有しているため、ドラマから生じた利益の50%をもらう権利があるとして裁判を起こしていた。ドン側は、製作会社は「刑事ナッシュ・ブリッジス」から3億ドル(約270億円)以上の収入があり、ケーブル局などでの再放送による利益も1億5000万ドル(約135億円)に上ると主張し、1億ドル(約90億円)の支払いを求めていた。
ロサンゼルスの上級裁判所はドンの主張を認めながらも、ドンが求めていた額よりも少ない2320万ドル(約20億8800万円)を支払うよう製作会社に命じた。要求額よりは少ないものの、20億円以上を勝ち取ったことは大きな勝利と言えるだろう。ケーブル局、海外での放送、DVDの発売などが当たり前となっている今、出演料だけでなく、将来的な売り上げのパーセンテージをもらう契約をするほうが利口のようだ。